牛の品種と個性について少々

乳牛といえば真っ先にホルスタインが思い浮かぶだろう。白黒の大きな牛ちゃんだ。

 

牛といえば日本の子どもは必ず白黒に色を塗るのではないだろうか。それも納得できるくらい、飼育頭数は圧倒的にホルスタインが多いのだ。

写真のホルは何と言うかちょっと腕白で、同じ牛舎で子牛が生まれたりすると必ず近付いてきて、子牛を舐めたり僕らスタッフを舐めたりしてはしゃぐ。牛にも明るい性格ってのはあるんですね。

 

ジャージーも結構な数がいる。

ジャージーは茶色くてかなり小柄で、真っ黒いつぶらな目をしている。ホルスタインは白目がギョロっとしているが、ジャージーの目は可愛らしい。ただ搾乳中にジタバタ暴れる奴にはジャージーが多い気がする。

 

ちなみに写真のジャージーは「よしこ」と呼ばれている。搾乳が終わると大体の牛はさっさと牛舎に帰っていくのだが、よしこはなぜかテクテク戻ってきてこっちをじっと観察したりしている。珍しく子牛の頃からこの牧場にいる生え抜きだからだろうか。変なヤツである。

 

わりと珍しいものでは、ブラウンスイスという種類もいる。

薄茶色で身体は大きく、スイス原産で足腰が強い。日本で飼育されている頭数は少なく、ホルスタインが130万頭以上いるのに対して、ブラウンスイスは1,000頭くらいしかいないそうだ。印象としてはマイペースなのが多い気がする。搾乳時にほぼ確実に先頭にいるヤツもいれば、絶対に最後でないと入らないヤツとか、右側の入口は絶対に嫌で左なら入るヤツとかいたりする。ちなみに写真のコイツは左側の入口かつ八番目(最後)でないと絶対に搾乳に入ってくれない。

 

もともと僕は人の顔と名前がなかなか一致しないタイプなので、今は必死こいて一頭一頭の性格を覚えている最中である。精進。

4件のコメント

  1. なんやろな…左脳的に見えつつ右脳的な感性を持ってるあなたが良い意味でムカつくわ笑

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