十勝の春

今週の頭に、ようやく十勝でも桜が咲いた。3月末までは関東にいたので、今年は桜の開花に二度立ち会えたことになり、ちょっと得したきぶん。所属していた大学では、駅からキャンパスまでのメインストリート沿いに桜並木が延々と植えられていて、それはそれで綺麗だったのだが、十勝の自然のなかで見る桜はまた少し違った趣きだ。

牛舎裏の丘に一本だけぽつんと立っている桜の木。まだ七分咲きといったところだろうか。それでも、暖かい朝日の陽光と青々としてきた牧草のキャンヴァスのなかでみるととても堂々として、春の軍勢を率いる王のようだ。

足元に目線を落とすと、釣鐘型の小さな青い花がたくさん咲いている。

調べてみると、エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)という花らしい。これもまた春に咲くケシ科の花で、本州北部~北海道に分布しているようだ。

写真は撮らなかったが、たんぽぽも黄色い花をそこかしこに咲かせている。ピンク、緑、青、黄色で素朴ながら鮮やかに彩られた、十勝の春の風景である。

2件のコメント

  1. こちらはすでに葉桜になり、もう雨季がやってくるのか、という憂鬱なムードになりつつあります。
    近いうちにそちらに訪問します。
    お酒を片手に。。

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