奇麗な秋晴れの休日、大雪山の三国峠を目指して北へと車を走らせました。

大雪山とは一つの山のことではなくて、旭岳をはじめとする2,000m級の山々が20以上連なった山系のこと。大雪山国立公園の総面積はなんと神奈川県と同じくらい。原生林の中を道がどこまでも続いていて、ドライブしているだけでもとても気持ちが良いのです。エゾマツやシラカバの森が紅く色づき始めています。下の写真は士幌線の第三音更川橋梁跡。かつてここには電車が走っていたのですね。


三国峠は標高1,139m地点にあって、北海道の国道では最も標高の高い地点。峠には美味しいコーヒーとソーセージカレーを出すカフェがぽつんと立っていて、原生林の樹海を眼下に一望できます。この樹海はアイヌ語でカムイ・ミンタラ(「神の庭」)と呼ばれていたそうな。人の足では決して抜け出すことが叶わないであろう広大さは、まさに樹海の名にふさわしいですね。


景色と食事を堪能してから、糠平湖を左に見つつ引き返し、ぬかびら源泉郷の「中村屋」で一風呂。紅葉で色が付いたような秋晴れの空気を、一杯に吸い込みながら浸かる露天風呂は最高。ちなみに混浴である。ワクワクしながら入ったが誰もいなかった。まあそれはそれでお風呂を独り占めできたから良いのだけど。この「中村屋」お風呂はもちろんのこと、清潔でレトロな内装といい、廊下を飾る風景写真といい、すごく雰囲気の良い旅館だった。次は日帰りではなくゆっくり一泊したいところだ。